県北エリア「人を生かす経営4委員会」を開催しました

【人を生かす経営合同委員会】
日時:2026年5月26日(火)
会場:ウィズ・もとまち
報告者:佐戸川 政実さん(福島支部代表理事/福島板金工業株式会社 代表取締役社長)
5月26日(火)、ウィズ・もとまちにて、今年度最初の「人を生かす経営合同委員会」(経営労働委員会・社員共育委員会・共同求人委員会・障がい者委員会)を県北エリアで開催しました。佐戸川代表理事より「労使見解」をテーマとした報告が行われました。

労使見解は1975年に中同協が発表した中小企業経営の基本文書ですが、現代の経営課題を解決する鍵として改めて脚光を浴びています。「労使の信頼関係こそ企業発展の原動力」とする理念のもと、全8章で構成され、報告では①経営姿勢の確立、②経営指針の成文化、③社員はパートナー、④外部環境の改善という4つの学ぶべきポイントが示され、特に「経営者の責任としていかに環境が厳しくとも経営を維持し発展させる責任がある」この言葉を改めて心に刻んだ一夜となりました。
テーブル討論では「自社の悩みについて」、「4委員会で学んでいきたいこと」をテーマに活発な意見交換が行われました。今年度も各委員会はテーマをそれぞれ掲げて始動します。4委員会の連携は単なる役割分担ではなく、実はすべてが自社を良くするための地続きのストーリーです。
労使見解の精神を中心に据え、経営指針によって自社の土台を固め、共同求人を通して地域の若者と正面から向き合い、入社した社員と経営者が共に育ち合う風土を作っていく。そしてその先にある障がい者雇用の実践に真摯に向き合うことで、人間の尊厳や仕事の本質を問い直し、本当の「人を生かす経営」が完成します。
労使の信頼関係こそが企業発展の原動力であり、その出発点は経営者の姿勢の確立と経営指針の成文化にあります。まずは労使見解を深く理解し、自社の理念を成文化することから大切な一歩を踏み出してみませんか。

レポート/経営労働委員会委員長 斎藤直人(株式会社斎藤建設 取締役)